唱える事で、願いを叶えやすくしてくれるというカタカムナ。
カタカムナによって願いを成就させるには、カタカムナウタヒと呼ばれる歌を唱える、書く、読むことが必要です。
さらに、全部で約80首あると言われるカタカムナウタヒはそれぞれが持つ意味が異なっており、唱える歌によって効果も変化するという話も存在し、仲でも願いの成就に効果的であるとされるのは、第5、6、7、8首と言われています。
しかし、なぜ第5、6、7、8首を唱える事がより成就に効果的なのでしょうか。
そこで今回は、カタカムナウタヒ第5、6、7、8首がそれぞれ持つ意味と合わせて唱える際の唱え方について、より具体的にご紹介していきます。
皆さんも本記事を最後まで読んで、カタカムナウタヒ第5、6、7、8首が持つ意味、正しい唱え方を会得する事でより願いを叶えやすくして行きましょう。
カタカムナとは?
カタカムナとは、古代から伝わる特殊な文化であり、独特なカタカムナ文字と呼ばれる文字や文の描き方を使う点が特徴です。
また、575の型に沿って円形にカタカムナ文字を描かれている歌をカタカムナウタヒと言い、日本に伝わる伝統的な和歌や俳句の大元、願いが叶う宇宙の言語とも言われています。
カタカムナ文字で構成されたカタカムナウタヒは全部で約80首あるとされており、その1首ごとに書かれている文字や込められている意味が異なるとの事。
さらに、歌に使われているカタカムナ文字一つ一つの意味を理解した上で正しい唱え方で唱えると、願い事の成就に更なる効果をもたらしてくれるという話も存在していますので、それぞれが持つ意味と正しい唱え方を覚えてよりカタカムナによる成就の力を受けやすくしましょう。
また、カタカムナによって願いが叶う際には人によって好転反応と呼ばれる反応を起こす場合があるため、注意が必要です。
カタカムナウタヒ第5首の意味
早速、願いの成就に効果があるとされる第5、6、7、8首中の5首からそれぞれの持つ意味を見ていきましょう。
カタカムナウタヒ第5首は
「ヒフミヨイ マワリテメクル ムナヤコト アウノスヘシレ カタチサキ」
という歌になっており、それぞれのカタカムナ文字が持っている意味を組み合わせると
「宇宙のエネルギーが巡ってくる時が来て、私達は悟りの境地へと辿り着く。そこで私達は、自分が神様と同じ魂を持っている事を知り、神様に会う術を知る」
という意味に捉える事が出来ます。
また、「ヒフミヨイ」はディセンション、「ムナヤコト」はアセンションの役割を行っているとの事なので、唱える際にはディセンションとアセンションを意識して唱えるようにしましょう。
カタカムナウタヒ第6首の意味
次に、カタカムナウタヒ第6首が持つ意味についてをご紹介していきます。
まず、カタカムナウタヒ第6首の具体的な内容は
「ソラニモロケセ ユヱヌオヲ ハエツヰネホン カタカムナ」
という内容になっており。それぞれが持つカタカムナ文字を意味を組み合わせると
「全ての物事は、見えない世界から転換され現実世界へと循環している。私達は、この循環する世界で魂を浄化し、成長させることで創造神の元へ還る」
という意味に捉える事が出来ます。
ここで出てきた、「カタカムナ」という言葉は「カタ・カム・ナ」という区切り方をしており、現実である見える物で出来た世界をカタの世界、見えない物で出来た世界をカムの世界とされ、「ナ」は転換という意味を持つため、カムの世界から物事が転換されカタの世界へ循環している、という解釈に繋がります。
カタカムナウタヒ第7首の意味
三つ目に、カタカムナウタヒ第7首の具体的な内容についてご紹介します。
カタカムナウタヒ第7首の内容は
「マカタマノ アマノミナカヌシ タカミムスヒ カムミムスヒ ミスマルノタマ」
という内容であり、神様の名前が三神も出ている豪華な内容です。
こちらの歌は第5、6首とは少し異なり、それぞれが持つカタカムナ文字の意味を組み合わせる事で、最後に書かれている「ミスマルノタマ」という形が浮かび上がるようになっています。
具体的には以下の通りです。
- マカタマノ:図形の外側にあたる球体。
- アマノミナカヌシ:球体の中心にある一点。
- タカミムスヒ:球体の中にある正八面体の上部分。
- カムミムスヒ:正八面体の下部分。
これら全てを統合し、一つの図形にすることで「ミスマルノタマ」という図形が出来る、という仕組みになっています。
カタカムナウタヒ第8首の意味
次に、第5、6、7首と共に唱える事でよりその効果を大きくしてくれると言われている、第8首についてご紹介していきます。
カタカムナウタヒ第8首の具体的な内容は、以下の通りです。
「ウマシタカカム アシカビヒコ トコロチマタノ トキオカシ」
こちらのカタカムナ文字がそれぞれ持つ意味を組み合わせると、以下のような意味になります。
「様々な形あるもの、なきものが生まれ、縦や横に繰り返し広がっていく。やがて繰り返されるうちに、場所が出来て力が現れる」
という意味になります。
こちらはそれぞれ、国を作ったとされるイザナギ、イザナミについての話であるという説もあり、二神によって生まれた神が多くの場所へ別れていき、それぞれ力が生まれたという解釈もある歌です。
カタカムナウタヒの唱え方
実際にカタカムナウタヒを唱える際には、通常の音読のように唱えるだけでも効果を得る事が出来ます。
しかし、より高い効果を得たいと考えている人は通常の音読よりも深く、カタカムナウタヒが持つそれぞれの意味を理解して、唱えながら想像でミスマルノタマを描く事でより効果を強めてくれる、との事。
また、ただ唱えるだけでなく、唱える事に慣れてきた場合は自分なりの韻を踏みながらよりカタカムナ文字を意識して唱える事、さらにカタカムナ文字を唱える際に行うそれぞれの動作を取り入れつつ唱えていく事で、より願いが成就しやすくなるとされます。
具体的な唱え方や、韻の踏み方、動作については、以下の動画にてより詳しく実践されているため、動画で行っている様子を参考にしつつ、より効果のある唱え方を一緒にやってみましょう。
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