カタカムナウタヒ第20首の意味

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本記事では、カタカムナウタヒ第20首の意味について解説して行きます。

カタカムナウタヒ第20首を端的に訳すと、生命現象が現れるためには、潜象・現象両粒子の正反バランスが根本であるとなります。

カタカムナウタヒの渦巻きは右回りです。

一方、多くのウタヒに登場する中心図形ヤタノカガミは、左回りの「ヒフミヨイムナヤ」となっています。

すべての事象は正反の対でできているというのが、カタカムナ人の考えるこの世の法則です。

それでは、第20首についてもう少し踏み込んで行きましょう。

カタカムナとは?について初心者に向け解説した記事も執筆しているので、ぜひご一読ください。

目次

カタカムナウタヒ第20首の意味

カタカムナウタヒの第18~30首は、生命体の現象の始まりはすべてイカツ(電子粒子)からがテーマとなっています。

その中で第20首は、生命現象と正反のバランスについて触れられたウタヒです。

冒頭で述べた、渦巻きの右回りと左回り。

これについて吉野信子氏は、右回りは時間の消費、左回りは充電を表しているといっています。

時計は右回りです。

私たちは時間は消費するものだと認識しています。

しかし実はそうではなく、消費する前提として溜められた時間があるというのが、同氏の考えです。

肉体が滅んでも、その瞬間から再び生命エネルギーを蓄えるプロセスに入り、また生まれ出る時を待つ。

これが生命の誕生と死にかかわる絶対法則だと、同氏は述べています。

カタカムナウタヒ第20首の読み方

天野成美氏による第20首の訳は、下記のとおりです。

アマ始元量(アマ)から変遷(ノ)した生命根(カ)の生命(カ)の実体(ミ)は
アマ始元量からの芽(アメ)が変遷(ノ)して四相性(ヨ)を持ち輪(ワ)となり現れ(ロ)個々(ツ)(の粒子)になる
重合(ト)を何度も繰り返し(キ)ながら発生(ト)した粒子(コロ)であり重合(ト)統合を繰り返す(コ)性質(タチ)をもっている
アメ(アメ)が自由(ク)自在に定着(ニ)し変遷(ノ)し
極限(ヤ)まで親和(ホ)し極限のソまで(ソ)重合(ト)統合しナミ(ナミ)となる
その力はカタカムナ(カタカムナ)である
根源(カ)が独立(タ)して持続(チ)し差(サ)が生じて発生(キ)する
始元(ア)の輪(ワ)が現象に出る(セ)ときは極微の粒子(マ)が自由(ク)な正反(ハ)になる根源(ヒ)があるからである

完訳 カタカムナ – 天野成美著

点が線になった状態が、前後だけある1次元空間。

それに左右が加わったのが、面となった2次元空間。

そこに上下が加わり、立体となったのが3次元空間で、私たちが住んでいる世界です。

そして3次元空間に時間の概念が入ると、4次元空間の時空(時間+空間)となります。

前後・左右・上下と来れば、時間も正反の対であると考えるのが自然です。

吉野信子氏が説いたように、時間は右回り(消費)するものであり、同時に左回り(蓄積)する性質を持っているのでしょう。

丸山修寛氏は空間について、外側に向けられた拡張の次元であり、よってそれの反対方向となる内側に向けられた次元が存在するといいます。

点の内側、つまり私たちの中です。

その内向きの次元こそが潜象界であり、5次元以上の高次元である。

そしてその高次元を開くためのアクセスコードがカタカムナウタヒではないかと、同氏は述べています。

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