カタカムナウタヒ第2首の意味

当ページはプロモーションを含みます。

本記事では、カタカムナウタヒ第2首の意味について解説して行きます。

カタカムナウタヒ第2首を端的に訳すと、ヤタノカガミより生じたカタカムナから創造が始まるとなります。

創造の主を神とすれば、日本神話を知る人ならヤタノカガミ(八咫鏡)は三種の神器として伊勢神宮に安置されているため、そう聞いてしっくり来る方もいるのではないでしょうか?

それではここからは天野成美氏の解釈を元に、もう少し踏み込んで行きましょう。

カタカムナとは?について初心者に向け解説した記事も執筆しているので、ぜひご一読ください。

目次

カタカムナウタヒ第2首の意味

カタカムナウタヒの第1~4首は、宇宙観・生命観について説明した内容となっており、その中で第2首は、命(イノチ)とは何かについて触れられたウタヒです。

先述したとおり、カタカムナウタヒ第2首の意味は「ヤタノカガミより生じたカタカムナから創造が始まる」ということ、そして『ヤタノカガミ』とはこのウタヒの中心図形を指します。

『ヤタノカガミ』の図形からわかるように、大半のカタカムナ文字はヤタノカガミから作られたもの。

日本人に馴染みのある数の数え方、「ひ、ふ、み、よ…」に対応する「ヒフミヨイムナヤコト」のカタカムナ文字を組み合わせたものが、『ヤタノカガミ』の図形となっています。

カタカムナウタヒ第2首の読み方

天野氏による第2首の訳は、下記のとおりです。

極限(ヤ)の状態で独立(タ)的に出現し変遷(ノ)する
その根源のチカラ(カ)の根源(カミ)
潜象(カ)から独立(タ)したカムナ(カムナ)を内在するカタカムナであり
それがすべての根源(カミ)である

完訳 カタカムナ – 天野成美著

カタカムナを医学として使えないか研究をされている丸山修寛氏によると、『ヤタノカガミ』を含めた、ウタヒに登場する中心図形は立体であるといわれています。

立体であるヤタノカガミの上部が『現象(カタ)』、下部が『潜象(カム)』とされ、ウタヒの渦は円錐を表現。

カタカムナ文字が螺旋を描き、ヤタノカガミまで昇りその境を越えて現象となって現れる。

潜象が現象に変わる過程を表した第2首は、まさに創造の始まりについて記されたウタヒといえるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次